こんにちは。ほたるです。今回は僕が体験した市川中学校第1回試験の感想などを紹介していきます。
市川中学校第1回試験を受験!
僕は、1月20日に市川中学校第1回試験を受けに行きました。
会場は、幕張メッセ国際展示場でした。ちなみに、第2回試験の会場は市川本校です。
試験の時間割
集合時間 | 8:15 |
出欠調査 | 8:20 |
1時限目(国語) | 8:35~ 9:25 |
2時限目(算数) | 9:55~10:45 |
3時限目(社会) | 11:10~11:50 |
4時限目(理科) | 12:15~12:55 |
時間割は、受験票に書いてあります。
持っていくもの
受験票・筆記用具・直線定規・コンパス
大体どこの学校でも受験に必要なものです。
ただ、学校によって、定規やコンパスを使ってはいけない学校もあるので、確認は必ずしましょう。
腕時計
市川中学第1回入学試験の試験会場の幕張メッセには時計がありません。
腕時計は必ず持っていきましょう。
ひざ掛け・コート等
試験会場では朝5時から暖房をいれてくれています。
しかし常に換気をしていますし、会場も広いのでなかなか暖まらないようです。
自分で調整のできる寒さ対策をしましょう。
ひざ掛けには印字が一切ないものは使えるということです。
上履きは必要ありません。
会場には出欠調査の45分前までに到着
会場には少なくとも45分以上前に着くのが望ましいです。
それだけ余裕があるとなにかトラブルが起きても焦ることないと思います。
会場ヘは公共交通機関を利用しましょう。
渋滞に巻き込まれてしまったら身動きが取れません。
焦ってしまうと思いがけないミスをしてしまうので、怖いです。
遅刻した場合は、試験途中から残り時間内での受験となります。
2022年の受験者平均点や合格者得点
受験者平均点 | 全体 | 男子 | 女子 |
国語(100点) | 61.4 | 60.2 | 63.4 |
算数(100点) | 55.0 | 56.8 | 51.6 |
社会(100点) | 46.0 | 47.1 | 44.0 |
理科(100点) | 70.6 | 71.2 | 69.6 |
合計(400点) | 232.9 | 235.3 | 228.6 |
合格者得点 | 全体 | 男子 | 女子 |
合格者最高点(4教科合計) | 337 | 337 | 329 |
合格者最低点(4教科合計) | *** | 241 | 243 |
予想される合格ライン
この合格ラインは、4教科がバランスよくできている人が各科目で取らないといけない最低の点数の目安です。
合格者最低点÷合計の受験者平均点×調べたい教科の受験者平均点
もしくは
合格者最低点÷合計の合格者平均点×調べたい教科の合格者平均点
計算結果は切り捨てますので、多少のずれはありますが、似た数字になります。
例えば国語の男子の合格ラインは、241÷ 235.3×60.2で61.65・・・になるので、61点です。
市川学園のHPの値と比べてもそんなに差はないと思われます。
合格ライン | 全体 | 男子 | 女子 |
国語(100点) | *** | 61 | 68 |
算数(100点) | *** | 59 | 55 |
社会(100点) | *** | 49 | 47 |
理科(100点) | *** | 73 | 74 |
合計(400点) | *** | 241 | 243 |
試験が開始したら最初にする事
4科に共通して、試験開始の合図があったらすぐに問題に取り掛かってはいけません。
最初にすることは以下の通りです。
- 解答用紙に名前が書かれていることを確認します。
- 解答用紙を見て問題の構成をある程度把握します。
- 問題用紙を開き、各大問がどういう問題かを確認します。
- 解く順番を考えます。
- 問題に取り掛かります。
解く順番の考え方は各教科のところに詳しく書きます。
基本的には、知識問題や得意分野など解くのに時間のかからない問題を先に解き、深く考える問題や不得意分野は後で解くようにします。
市川中の国語について
2022年 出題形式
大問1 物語文
大問2 説明文
大問3 大問1、大問2についての問題
大問4 漢字
※大問3 「大問1、大問2についての問題」という形式なのは2年連続です。
おすすめの解く順番
心を落ち着かせるために得点をとれる漢字から取り掛かりましょう。
ど忘れした漢字や分からない漢字は後に回しましょう。
他の問題を解いているときに思い出すかもしれませんし、悩んでいても時間の無駄ですからね。
ぼくもそれで時間を無駄にしてしまった経験があります。
[3]の問題を重要なキーワードに印をしながら読みましょう。
[3]の問題を読んでからをとくと、どの事に注目して[1][2]の文章を読めばいいのか分かるので手間が省けますし、要点を見落としにくいです。
逆に[1]、[2]を解いてから[3]を読み始めると、問題が聞いている事について調べるためにまた[1][2]に戻らないといけなくなります。
解く順番には人それぞれです。
- 物語文を先に解くか、説明文を先に解くか。
- 記述問題を最初に解くか、順番通りに解くか、最後に解くか など。
過去問演習などで試してみて、自分に合った方法を見つけておきましょう。
市川中の算数について
2022年 出題形式
大問1 小問集
大問2 平面図形
大問3 食塩水
大問4 場合の数
大問5 場合の数
おすすめの解く順番
得意分野の問題は、正解する可能性が高く、他よりも早く解けますよね。
苦手分野の問題は、問題が複雑なものが多くあるため時間がかかります。
苦手分野の問題を先に解くと得意分野の問題を解く時間がなくなってしまう可能性があります。
もちろん得意分野でも、難しそうで解けそうにない問題だと感じたら飛ばしたほうがいいです。
解けそうだなと思っても、その問題に時間をかけてしまい他の問題が解けなくなってはいけません。
1つの問題にかける時間を決めておきます。
難しそうで解けそうにない問題だという感覚や時間配分の練習は過去問演習をして養っていきましょう。
入試は、ケアレスミスを防ぎ、時間を配分を考え、自分が解ける問題をいかにして落とさないかが鍵です。
市川中の理科について
2022年 出題形式
大問1 光電池
大問2 植物
大問3 ものの溶け方
大問4 天体
おすすめの解く順番
市川中の理科は、ただ単に知識を問う問題や、表や図などをもとに計算する問題があります。
知識系の問題は、すぐ答えられる問題が多いです。
計算する系の問題は、解き方を考えないといけませんし、計算が複雑なものもあるため時間がかかります。
時間切れで、答えられたのに正解できなかった知識系の問題を出さないようにしましょう。
もちろん、知識系の問題でも、 ど忘れしたものや分からないものは後に回しましょう。
他の問題を解いているときに思い出すかもしれませんし、悩んでいても時間の無駄ですからね。
知識系の問題では点数を落とさないようにして、計算系の問題で出来るだけ点数を積み上げていきましょう。
計算系の問題は、 過去問演習や普段の勉強で経験を積み、その方法を体にしみこませていきましょう。
市川中の社会について
2022年 出題形式
大問1 歴史
大問2 歴史
大問3 地理
大問4 公民
おすすめの解く順番
市川中の社会は、ただ単に知識を問う問題と、表や地図、史料など、または知識をもとに、考える問題があります。
知識を問う問題は漢字指定で書かされる場合が多いので、漢字までしっかりと押さえておきましょう。
知識を問う問題はすぐに答えらえる簡単なものが多いです。
漢字指定で書かされる場合が多いので、漢字までしっかりと押さえておきましょう。
問題が複雑なものが多くあって時間がかかります。
知識を問う問題をさっと終わらせてじっくり考えられるように時間をのこしましょう。
理科の問題と同じく、知識系の問題でも、 ど忘れしたものや分からないものは後に回しましょう。
「なんだったっけ?」と思い出そうとすればするほど焦りが出てきてしまします。
時間をおいてから見直すと意外とすっと回答が出てくることもあると思います。
理科と同じように、知識系の問題で点数を稼ぎ、考える系の問題で出来るだけ点数を積み上げていきましょう。
考える系の問題は、 過去問演習や普段の勉強で押さえなければいけないポイントを見つけていきましょう。
コメント